PHYさん
引き続き凹レンズの作図の問題です.
前回の内容はこちらです.
NEKO
まずは,凹レンズの代表光線を復習しましょう.
PHYさん
それでは,問題を解いてみましょう.
<解答>
NEKO
このタイプの問題は凸レンズでも解いたね.
たしか,光源を通って光軸と垂直な場所にある1点から出る光を考えるんだったね.
PHYさん
そうですね.
光源をAとして,その真上にあるB(緑色の点)点から出る光について考えます.
B点からの代表光線は紫色です.
すると,B’の虚像を確認できます.
なので,その真下にあるA’が光源Aの虚像というわけです.
NEKO
つまり,Aから出た光は屈折後にA’から出てきたように進むんだね.
PHYさん
そういうことです.
答えは上図の赤色の光線です.
では,もう1題です.
<解答>
NEKO
これも凸レンズで解いたね.
平行光線のうち,中心を通る光線(下図①)と凹レンズ後方の焦点に向かう光線(下図②)を考えればよいね.
NEKO
すると,光線は発散するので,反対側に線を結ぶと上図の黄色の点から光が飛び出して見えるね.
他の光も全部この黄色点から飛び出すように屈折するよ.
したがって,答えは,下図のようになります.
NEKO
たしか,凸レンズの平行光線を当てると,焦点面の1点に集まるように屈折するんだったね.
一方,凹レンズに平行光線を当てると,焦点面の1点から飛び出るように屈折するんだね.
次回の内容はこちらです.
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