レンズや鏡の問題は作図が命です.
作図をして相似な図形を見つけることで問題を解きます.
これを機会にレンズや鏡の作図に慣れてみてはいかがでしょうか.
凸レンズの作図①
凸レンズと凹レンズは代表光線を覚える必要があります.
そして,その代表光線の交点に像ができます.
凸レンズの作図②
凸レンズは干渉の問題でたびたび登場します.
理由は
平行光線を焦点面に集まる性質
があるからです.
凸レンズのレンズの式
レンズの式を紹介していますが,意味もわからずレンズの式を使うのは危険です.
作図→相似な図形をみつける→相似比を考える
で確実に問題を解きましょう.
凹レンズの作図①
凹レンズは凸レンズと比べて試験に出る頻度が下がるため,演習不足になる人が多いです.
これを機に,作図を一通り確認してみましょう.
凹レンズの作図②
凹レンズのレンズの式
凹レンズのレンズの式も,凸レンズ同様に
① 代表光線の作図
② 像の場所をつきとめる
③ 2組の相似な図形をみつけ,相似比からレンズの式を導出
のステップで求めます.
組み合わせレンズの作図
レンズが複数個ある場合は,どのように対処すればよいのでしょうか?
実は,レンズによってできた像(実像でも虚像でもかまわない)が新たな光源となり,次のレンズの屈折を考えてよいのです.
なぜ,そのようなことができるのかも作図を通して学びましょう.
虚光源の作図
虚光源(虚物体)はあまり聞かないワードかもしれません.
しかし,複数個のレンズを考える場合には必要な考え方になります.
特に作図が難しいので,今回の3パターンは確実に解けるようにしておくとよいでしょう.
虚光源のレンズの式
虚光源の場合も含めてのレンズの式の統一です.
いままでのレンズの式のつじつまと合わせるようにして,公式をつくります.
凹面鏡の作図
球面鏡は代表光線がたくさんありますが,最低限2つ覚えておきましょう.
そこからできる像を作図します.
凹面鏡の式 焦点はどこ??
レンズの式同様に,凹面鏡の式を考えることができます.
覚える余裕がない人は導出できるようにしておくとよいでしょう.
また,この凹面鏡の式から焦点の位置を計算できます.
凸面鏡の作図
凸面鏡の作図も凹面鏡とほぼ同じです.
結局反射の法則に従うので,よくよく考えたら当たり前に代表光線だと意識して欲しいです.
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