「[受験勉強をはじめる人必見]効率的な物理の勉強の仕方」 の記事でもかいたように,高校物理において,計算ができることは大前提です.ここでは,計算の練習問題とその解説をおこなっていきます.計算問題は実際によく解く式を使っているので,計算練習をするだけで物理の式に慣れることができます.
練習問題1(基礎レベル)
次の式を赤色の文字について解け.
(1) $m$$a$$=F$
(2) $0=v_{0}-g$$t$
(3) $\frac{1}{2}m$$v^2$$=mgh$
(4) $E-R_{1}$$i$$-R_{2}$$i$$=0$
(5) $v^2$$-v^2_0=2ax$
<解答>
(1) 両辺$m$で割れば
$a$$=\dfrac F m$ (答)
(2) $-gt$を左辺に移項して
$g$$t$$=v_0$
両辺$g$で割って
$t$$=\dfrac {v_0}{g}$ (答)
(3) 両辺に$m$があるため,あらかじめ$m$で割って,さらに両辺2をかけると
$v^2$$=2gh$
したがって,
$v$$=\pm\sqrt {2gh}$ (答)
(4) まずは求めたい$i$についてまとめる.
$E-(R_1+R_2)$$i$$=0$
移項して
$E=(R_1+R_2)$$i$
$(R_1+R_2)$$i$$=E$
両辺$(R_1+R_2)$で割れば
$i$$=\dfrac{E}{R_1+R_2}$ (答)
(5) $v^2_0$を右辺に移項して
$v^2$$=v^2_0+2ax$
したがって
$v$$=\pm \sqrt{v^2_0+2ax}$ (答)
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