ちなみに,回転鏡Rで反射されて固定鏡を経由して再び回転鏡Rにかえってくるまでに回転鏡Rが$\theta$回転したとき,光は光源Sと回転鏡Rから$2\theta$の方向に反射されます.(これを知らなくても今回の問題には影響ありません)
次の記事で解説しています.
<解答>
(1)
回転鏡の回転数が$n$なので,角速度$\omega$は
$\omega=2\pi n$
となる.(※すぐに式が出ない人は回転の周期$T$をはさんで,$\omega=\dfrac{2\pi}{T}=2\pi n$とするとよい.)
$\theta$回転するときの時間を$t$とすると
$\theta=\omega t$ $\therefore\,\, t=\dfrac{\theta}{\omega}=\dfrac{\theta}{2\pi n}$(答)
(2) 往復の時間$t$は距離と速さと時間の関係より
$t=\dfrac{2l}{v}$(答)
(3) $t=\dfrac{\theta}{2\pi n}$と$t=\dfrac{2l}{v}$から
$\dfrac{2l}{v}=\dfrac{\theta}{2\pi n}$
$\therefore\,\,v=\dfrac{4\pi ln}{\theta}$(答)
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